

昭和歌謡からシティポップへ
現在、世界的に再評価が進む昭和の文化。その中でも、日本のポップスは昭和時代に劇的な進化を遂げ、多くの名曲を生み出しました。作編曲家・音楽プロデューサーとしてこれまで数多くの名曲を手がけ(プラスティック・ラブ世界初のカバー含む) また、NHK FM音楽番組「ディスカバーシリーズ」でのマニアックかつ楽しい音楽解説で大人気のエンタデュケーター(Enterducator)® 西脇辰弥が、演奏と深掘りトークを交えながら、昭和のポップスがどのように発展し、シティーポップへと繋がっていったのかを紐解いていきます。
多方面で活躍するシンガー区麗情の心揺さぶる歌声を間近で体感できるのも本イベントならではの魅力。時代が変わってもなお、私たちの耳と心を魅了する旋律がどのように生まれ、どんな文化的背景を経て今に至ったのか。イベントを通じ、昭和歌謡やシティポップの本質を体感することで、日本の音楽が持つ奥深い魅力にあらためて気づけるはずです。昭和100年でもある2025年、4月29日昭和の日に、昭和レトロの雰囲気の残る「ブラジルコーヒー」で、懐かしさと新鮮さが同居する特別な時間を、ぜひ会場で共有しましょう!
Schedule & Ticket
We'll see you there!
4/29 (TUE)
エンタデュケーター(enterducator)とは
エンタデュケーター(enterducator)®とは entatainment と educator を組み合わせた造語で、あらゆるツール、メディア、パフォーマンスを駆使して、より楽しく芸術の細部の世界への学びを提供する人という意味です。
「芸術は細部に宿る」と言いますが、我々音楽家は、誰にも気づかれないようなこだわり、アイディア、表現等を作品の中に潜ませています。そのことによって作品はより深みを増し、さらに魅力的なものになると考えています。
「そんなこと知らなくても音楽は楽しければいいじゃないか」とおっしゃる方も多いと思います。しかしながら、そんな細部に宿ったものには、我々が後世に伝えていかなければならないもの、感性、技術、思い、といった大切なものが詰まっていたりします。
そんな芸術の細部を楽しく学ぶことができたら、大好きなアーティストたちの思いに、より深く寄り添うことができたら… 音楽の中に、今まで聴こえなかったような音が聴こえ、当たり前だと思っていた音がより輝きを増して胸に迫ってくるはずです。
西脇辰弥
出演
西脇辰弥 Musical director. key. harm.
音楽プロデューサー、作編曲家、ピアニスト、クロマティック・ハーモニカ奏者。6歳よりクラシック・ピアノ、10歳より作曲を始める。大学在学中にプロ活動を始め、1987年にCBS SONY(現SONY RECORDS)よりアーティスト・デビュー。これまでに3000曲以上の作品に携わる。シンセサイザーの名手でもあり、楽器の開発から、その演奏法の開拓へのプロセスが多くのプロミュージシャンから高い評価を得ている。またトゥーツ・シールマンスにも絶賛された独自のハーモニカのトーンで、国内外問わず数々のアーティストと共演。その功績が認められ2005年、日本ハーモニカ大賞受賞。多忙な音楽プロデュース業の傍ら、多彩な楽器編成、アレンジにより古今東西様々な音楽の魅力を伝えていく活動を積極的に行っている。2021年度NHK FMで1年間にわたり放送された「ディスカバー・クイーン」では、月2回の「クイーンズ・クロニカル」を担当。これまでになかった独自の視点での深堀り解説が好評を得る。2022年9月、リスナーの熱望により、番組が書籍化。「ディスカバー・クイーン THE BOOK」として刊行される。
スペシャルゲスト :区麗情 vo.
6月1日、東京生まれ。幼少の頃より父親のレコード・コレクションに触れ、ナット・キング・コール、エルヴィス・プレスリー、コニー・フランシス、ニール・セダカなどのアーティストのファンに。高校時代、引っ込み思案を直す為に母親の勧めで始めたボイス・トレーニングをきっかけに”歌う”ことに目覚める。 大学在学中の93年にCDデビュー。ライブやレコーディングをこなす一方、数多くのFM局でパーソナリティーを担当したり、舞台に出演するなど幅広く活躍。現在までにシングル11枚、アルバム11枚をリリースしている。 上智大学卒業、ル・コルドン・ブルー菓子ディプロム修了。
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